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−地球科学部門− 准教授 今山 武志 (Takeshi Imayama)

■ 学位/職歴  ■ 学術論文 ■ 研究報告
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【主要研究テーマ】

ヒマラヤ山脈の形成プロセスの解明


東ネパールのヒマラヤ山脈、カンチェンジュンガ付近

新生代のインド−ユーラシア大陸衝突により形成したヒマラヤ山脈は、どのようなプロセスで形成したのでしょうか?この問題に取り組むために、東ネパールヒマラヤの地質調査を行ない、岩石学的・年代学的・構造地質学的研究により、変成岩の形成過程、花崗岩の生成過程、せん断帯の挙動などを推定して、新たな大陸衝突帯の形成モデルの構築を目指しています。今後は、北西インドヒマラヤの調査、変成岩の温度解析手法の開発、流体包有物解析などを行なう予定です。


日韓の大別−蘇魯衝突帯の東方延長と古生代中期テクトニクスの解明


韓国京畿地塊西南部の古生代中期変成岩の露頭

中国のペルム−三畳紀の大別―蘇魯衝突帯は、韓半島や日本列島へ続くとされています。また、これらの衝突帯周辺には、古生代中期の秦嶺―桐柏衝突帯も知られています。我々の研究室では、韓国京畿地塊西南部において、ペルム―三畳紀と古生代中期の衝突帯を区別して、当時のテクトニクスの復元を試みています。今後は、日本列島における大別―蘇魯衝突帯の延長はどこなのかを検証するために、飛騨(宇奈月)−隠岐帯などを調査したいです。


先カンブリア紀の高圧型変成作用とその冷却過程の解明


ロシアエクロジャイトのジルコンのカソードルミネッセンス像

エクロジャイトは、地殻深部で形成した高圧型変成岩ですが、46億年の地球の歴史の中でいつ頃から形成したのでしょうか?この問題を解く鍵は、先カンブリア紀の沈み込みの地温勾配の復元にあります。我々の研究室では、詳細なジルコンの包有物解析、微量元素解析、U-Pb年代測定により、岩石学と年代学を正確にリンクさせて、ロシアコラ半島の先カンブリア紀(原生代前期)エクロジャイトの圧力−温度−時間履歴や起源を推定して、原生代前期のプレート沈み込みの地温勾配を制約しました。今後は、これらの高圧岩の上昇過程を知るために、岩石の冷却年代や速度の推定に取り組みたいです。